【脱初心者】Googleアナリティクスの使い方8選 | WEB運用者は必見

Googleアナリティクスって、[spbr]実際どんなふうに使えばいいの?

必要不可欠なツールなのは分かるけど、
[spbr]専門用語が多すぎて使いこなせない!

WEBサイトを運用されている方にとって、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」の導入は必要不可欠です。
しかし専門用語が多すぎて、”ただグラフを傍観するだけ”になってしまっている運用者も多いのではないでしょうか。

Googleアナリティクスとは、ただグラフを眺めて一喜一憂するためのツールではありません。


Googleアナリティクスとは、”自社サイトに訪問してくれたユーザーの動向”を明らかにするツールです。
うまく使いこなせば、それぞれが定めたKGI(目標)に対して最も効果的な施策を練り出すことができます。

本記事では、WEB運用初心者に向けて、「Googleアナリティクスの基礎知識から基本的な使い方まで」を徹底解説していきます。

この記事は下記のような方にピッタリの記事です。

  • Googleアナリティクスの理解を深めたい。
  • 専門用語の意味を理解して使い方を覚えたい。
  • WEB運用の現場では実際にどういった使い方をするのか知りたい。

Googleアナリティクスとは?

Googleアナリティクスとは?

Googleアナリティクスとは「Googleが提供する無料のアクセス解析ツール」のことです。略して「GA」と呼ばれることもあります。誰でも無料で利用することができます。

Googleアナリティクスを使用すると、「WEBサイトに辿り着いたユーザーの動向」を詳しく解析することが可能となります。

  • サイトの閲覧数は何人なのか?
  • どの端末から見ているのか?
  • どこからWEBサイトへたどり着いたのか?

上記のようなデータを知りたいとき、即座に確認することができるツールでもあります。

例えばあなたが、20代前半の若者向けのサイトを運営していたとします。
しかしGoogleアナリティクスを確認してみると、40代からの流入ばかりだった…。これではうまく見込み客を集客できていないということになります。サイト内コンテンツや集客経路を見直す必要があるでしょう。
このようにGoogleアナリティクスを使えば、WEBサイトの現状と”次に打ち出すべき施策”を練り出すこともできます。

Googleアナリティクス4とは?

2021年現在、最新のツールが「Googleアナリティクス4」になります。略して「GA4」と呼ばれます。
元々は「アプリ+ウェブ プロパティ」という名称でしたが、2020年10月14日に「Googleアナリティクス4」として正式リリースされました。

それ以前のGoogleアナリティクスは「ユニバーサルアナリティクス」と言いますが、ほとんどの人は「ユニバーサルアナリティクス」とは呼ばず「Googleアナリティクス」と呼んでいます。

今回の記事では、「ユニバーサルアナリティクス」の登録方法や使い方について解説していきます。
以前のバージョンを使いたいという方は参考にしてみてください。

Googleアナリティクス4に関しては、これまでよりさらにできることが増えているので、別記事で改めてご紹介します。

Googleアナリティクスの簡単な設定方法

Googleアナリティクスの設定方法

それでは、Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の設定方法を解説していきます。
サイトやブログと連携して、いつでも効果測定ができる状態にしておきましょう。

Googleアナリティクスのアカウントを取得する

まずはGoogleアカウントを作成します。既にアカウントを持っているという方は、そちらを利用しても大丈夫です。

次にGoogleアナリティクスにアクセスして、アカウントを取得しましょう。(https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/)

「無料で利用する」をクリックして、次へ進みます。
Googleのログインページが出てきたら、作成したGoogleアカウントでログインします。既にログインされている状態であれば、ログインページは出てきません。(パスワードだけ求められる場合があります)

上記画像の「アカウント名」のところにサイト名やあなたのお名前などを入力し「次へ」をクリックします。
分かりやすい名前で大丈夫です。

プロパティ名に任意の名前を入力し、タイムゾーンと通貨を設定します。

ここでユニバーサルアナリティクスを使用する為には「詳細オプションを表示」をクリックしなければいけません。
「詳細オプションを表示」をクリックし、「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」にチェックを入れます。

そして「ウェブサイトのURL」を入力し「ユニバーサル アナリティクスのプロパティのみを作成する」にチェックを入れ、次へ進みます。

これで、ユニバーサルアナリティクスのみを使ってデータ収集ができるようになります。

この手順を踏まなければ、「Googleアナリティクス4」での使用開始となってしまうので、十分注意するようにしてください。

その後「次へ」をクリックすると企業情報や利用目的を聞かれるので、回答しましょう。
ここで大切になってくるのは、業種の選択です。業種によってプリセットが変わってくる場合があるので、適切な業種を選択しておいてください。

プリセットとは、あらかじめ用意される設定画面などを示します。

完了したら「作成」をクリックして先へ進みます。利用規約が出てきたら、一読しておきましょう。

以上で、Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の登録は完了になります。

トラッキングコードを取得する

次に、サイトとアナリティクスを連携させる為に必要な「トラッキングコード」を取得します。

このトラッキングコードを使って、サイトとGoogleアナリティクスを紐づけます。紐づけた結果、サイトデータがGoogleアナリティクス上に反映されるようになるという仕組みです。

上記画像のように、アナリティクスの登録が完了すると自動的にトラッキングコードが表示されます。

このトラッキングコードをコピーして、サイトのHTML(head内)に貼り付けます。

もしも画面を閉じてしまったら(トラッキングコードの確認方法)

もしもトラッキングコードの画面を閉じてしまったら、再度確認画面を表示しなければいけません。

Googleアナリティクス左側のメニューから一番下の「管理」(歯車のマーク)をクリックしましょう。
プロパティ列の「トラッキング情報」→「トラッキングコード」をクリックします。

この方法で、トラッキングコードとなるグローバルサイトタグ(gtag.js)が表示されます。

トラッキングコードを設置する

トラッキングコードを設置するには、主に3つの方法があります。

HTML主体のWEBサイトか、WordPressかによっておすすめの方法は変わってきます。

解析したいページの直前に設置する

解析したいWEBページのHTMLを開き、</head>タグの直前にトラッキングコードを貼り付けましょう。

正確なデータを取得するため、すべてのページへトラッキングコードを貼り付けることをオススメします。もしも計測が必要ないページがあったとしても、ユーザー動向をすべて把握できるようになるので、トラッキングコードは全ページに貼り付けておきましょう。

例えば、コンバージョンには一切関係がないページだったとしても、「WEBサイトからユーザーが離脱する要因」になっているページがあるかもしれません。機会損失を発見することができるのも、Googleアナリティクスの魅力の一つです。

WordPressプラグイン「Head,Footter Post Injection」を使う

WordPressのデータを測定したいなら「Head,Footter Post Injection」というプラグインがおすすめです。

WordPressのダッシュボードから「プラグイン」「新規追加」で検索窓に「Head,Footter Post Injection」と入力しましょう。
インストールして、有効化させることで使用することができます。

ダッシュボードの「設定」から「Header and Footer」をクリックし、トラッキングコードを貼り付ければ設置完了です。

WordPressプラグイン「All in one SEO」も使えたけれど…

WordPressなら「All in one SEO」というプラグインを使うのもひとつの方法でした。しかし、アップデートにより別プラグインに飛ばされる仕様となってしまいました。

そのプラグインが「MonsterInsights」というもので、これを使えばGoogleアナリティクスとの連携が可能です。

英文仕様なので、日本人には少々使いにくいかと思いますが、このプラグインを使用してもトラッキングコードの設置が可能です。

MonsterInsights」の使い方は、別記事で解説しています。

WEB初心者を脱却!Googleアナリティクスの使い方8選

Googleアナリティクスは、「WEBサイトへの流入数」や「ユーザーの行動」などが一目でわかる仕様となっています。

以下では、Googleアナリティクスでアクセス解析をする際に、最低限押さえておきたいポイントや使い方をご紹介していきます。

「ユーザー数」を確認する

Googleアナリティクス左側のメニューを確認してください。
「ユーザー」→「概要」から閲覧可能です。

ユーザーとは、あなたのサイトに訪れた「人数」を示します。

よく誤解されがちですが、Googleアナリティクスで見られるユーザー数は「WEBサイトへ訪問してくれた回数」ではありません。

例えばAさんが30日間、毎日1回サイトを訪問していたとします。
ユーザー数は「サイトへ訪れた人数」をカウントするので、「30ユーザー」とはならず「1ユーザー」としてカウントされるはずです。
1人が何回同じWEBサイトへ訪問したとしても、ユーザー数のカウントは「1」ということです。

「ページビュー数」を確認する

前項と同じように、左側のメニューを確認してください。
「行動」→「概要」から閲覧可能です。

※前項の「ユーザー」→「概要」画面からでも確認することは可能です。

「ページビュー数」とは、WEBサイト内のページが表示された回数を示します。省略して「PV数」と表記されることもあります。

例えば、AさんがあなたのWEBサイトに訪問し「ページA→ページB→ページC」と閲覧したとします。
この場合のページビュー数は「3」とカウントされます。

ページビュー数が多いほど、ユーザーがあなたのWEBサイト内を周遊してくれたということになります。

ただ一つ注意しておきたいのが、ページビュー数は「WEBサイトの目的」を前提条件に確認するようにしましょう。

例えば、「どのページを見ても知りたい情報が見つからなくて、仕方なく周遊した…」というネガティブな場合も、ページビュー数は多くなります。
「検索ユーザーが素早く問題解決できる」ことを目的としたWEBサイトなのであれば、1人当たりのページビュー数が過剰に多くならないように、コンテンツを設計していく必要があります。

「セッション数」を確認する

ユーザー数と同じように、「ユーザー」→「概要」から閲覧可能です。

セッションとは、「WEBサイトへの訪問数」のことです。
「あなたのWEBサイトへ訪問してから離脱するまでの一連の行動」を「1セッション」としてカウントします。

例えば、Aさんが1日に3回、同じWEBサイトへ訪問したとしましょう。
その場合、セッション数は「2」とカウントされます。

※AさんのみがWEBサイトへ訪問した場合、ユーザー数は「1」とカウントされます。

離脱の定義とは?

離脱という定義ですが、セッションにおける離脱は以下のように定められています。

  • 一定時間操作を行わなかった場合
  • 日付が変わった場合
  • 参照元が変わった場合

まず、一定時間操作を行わなかったときに、離脱とみなされます。

デフォルトの設定では30分とされているため、ユーザーがページを開いたまま30分ページを放置すると、離脱したと判断されます。

この「30分」という設定は、誰でも変更可能です。
Googleアナリティクス「管理」→「トラッキング情報」→「セッション設定」から任意の時間に設定することができます。

参照元が変わった場合にも「離脱」としてカウントされます。
参照元というのは「WEBサイトへの訪問元」を示します。

例えば、Googleで「Googleアナリティクス 使い方」と検索してこのWEBサイトに訪問し、その後SNSからもこのWEBサイトに訪問したとします。
この場合は、再訪問までの時間が”30分以内”だったとしてもセッション数は「2」とカウントされます。

「滞在時間」を確認する

こちらはGoogleアナリティクス左側メニューを開き、「行動」→「概要」から閲覧可能です。

滞在時間とは、その名の通り「ユーザーがWEBサイトに滞在した時間」を示します。

具体的に「滞在時間」を定義づけるとすれば、「ユーザーがWEBサイトに訪問してから離脱したりブラウザを閉じるまで」となります。

滞在時間に対しての評価は、ページビュー数と同じく「WEBサイトの目的」によって変わります。

「離脱率」を確認する

こちらも前項同様に、「行動」→「概要」から閲覧可能です。

離脱率とは、「WEBサイトが閲覧された回数に対して離脱された割合」を示す値のことです。

離脱率に関しても「WEBサイトの目的」を前提条件に評価しましょう。例えば、離脱率が高かった場合でも「ページに満足してくれたから離脱した」と考えればポジティブな意味合いとなります。逆に「離脱率が低いけれども商品購入や問い合わせなどのコンバージョン(成約)に至っていない」のであれば、ネガティブな意味合いとなってしまいます。

直帰率とは何が違うの?

離脱率と似た指標として「直帰率」という言葉があります。この違いは明確に覚えておく必要があります。

離脱は「あなたのサイトに訪問していくつかのページを見て離脱した」ということで、直帰は「あなたのサイトに訪問して周遊することなく離脱した」という意味合いになります。離脱率と直帰率は似た言葉ですが、ユーザーの行動がそもそも違っているので、分析をする際は混合しないように注意しましょう。

「すべてのページ」で各ページのデータを確認する

Googleアナリティクス左側のメニューを開き、「行動」→「サイトコンテンツ」→「全てのページ」で閲覧可能です。

「すべてのページ」では、WEBサイト各ページのデータを確認することができます。

  • ページビュー数
  • ページ別訪問数
  • 平均ページ滞在時間
  • 閲覧開始数
  • 直帰率
  • 離脱率
  • ページの価値

デフォルト設定のままでも、上記のデータを確認することができます。

前項の「ユーザー→概要」で閲覧することができるデータは、”期間ごとのWEBサイト全体のデータ”になりますが、「すべてのページ」では、”1ページ単位”のデータを確認することができます。

この「すべてのページ」を見ることで、WEBサイトの目的達成に必要な「具体的なタスク」を洗い出すことができます。
例えば、「このページは10,000文字という比較的ボリューミーなコンテンツなのに、滞在時間が1分未満。ということは、流入したユーザーのほとんどが冒頭部分で離脱してしまっている可能性がある。冒頭部分のキャッチコピーの強化と、本文全体を気軽に読んでもらうための施策を考えなければ…。」というように、ページ単位で具体策を練り出すことができます。

「すべてのページ」では、各データごとに昇順/降順でランキング表示させることも可能です。

  • ページビュー数が一番多いページはどこか?
  • 離脱率が一番高いページはどこなのか?
  • 滞在時間が一番短いページは?

上記のような基本的なデータを、一目で確認することができます。
非常に便利な機能なので、是非活用してみてください。

「集客」でWEBサイトへの流入元を確認する

Googleアナリティクス左側のメニューを開き、「集客」→「概要」で閲覧可能です。

「集客」では、「ユーザーがどこからWEBサイトに辿り着いたのか」を確認することができます。

「集客」で確認できる項目とその意味合いは、以下の通りです。

Organic [spbr]SearchGoogleなどの自然検索からWEBサイトへ流入した数値
Paid Searchリスティング広告をクリックしてWEBサイトへ流入した数値
DirectURLを直接入力したり、ブックマークから直接WEBサイトへ流入した数値
Referral別のWEBサイトから自社のWEBサイトへ流入してきた数値
SocialFacebookやTwitterなどのSNSのリンクからWEBサイトへ流入してきた数値
Displayバナー広告をクリックしてWEBサイトへ流入してきた数値
Otherその他

上記のように、現在のWEBサイトへの集客経路を細かく確認することができます。
集客の方法や手段は、WEBサイトとその戦略によって異なります。自社のWEBサイトがどこに力を入れるべきなのか、よく考えて運用していきましょう。

「ランディングページ」でWEBサイトへの”入口ページ”を確認する

Googleアナリティクス左側のメニューを開き、「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」で確認することができます。

Googleアナリティクスにおける「ランディングページ」とは、ユーザーがWEBサイトへ流入する際に「入口」となっているページを示します。
この項目では、その「入口」となっているページをランキング形式で確認することができます。

一枚の縦長ページを広告で配信し、コンバージョン(成約)を狙っていくための「ランディングページ(LP)」とは違う意味合いですので、注意してください。

ユーザーは、WEBサイトのトップページから流入してくるとは限りません。特にブログやメディアサイトなら、特定の記事コンテンツから流入してくるケースが殆どでしょう。

「入口」となっているランディングページを特定し、「ユーザーを次のアクションへ誘導するためにはどうしたら良いのか?」を考える指標とするのが、このランディングページ項目の使い道でもあります。

まとめ:Googleアナリティクスは過去の指標を眺めるツールではない

Googleアナリティクスをただ眺めるだけ…これではWEBサイトの運用はできません。

確かにGoogleアナリティクスは、これまでのデータが一元管理されているので、見ているだけでも参考になります。
しかし本当に大切なのは「過去のデータを元に、未来をどう改善するか」です。

例えば、自社でECサイトを運営していたとしましょう。流入が一定数あるとしたら、満足感を抱くかもしれません。しかし、肝心の「売上」を生み出せていなければ、ECサイトとしての目的を達成できていないことになります。
Googleアナリティクスを活用し、「現在のユーザーはどこからWEBサイトへ辿り着いているのか」を確認し、入り口となっているランディングページへ「売上へ繋がる施策」を追加していかなければなりません。

WEBサイト運用の考え方は、店舗ビジネスと似ています。
店舗に人がきても、商品やサービスを購入していただかなければ、売上が立たず経営が難しくなります。

ただ指標を見るだけではなく、過去のデータを今後の施策に反映し、費用対効果の高いWEBサイト運用を目指していきましょう。